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結論:やっぱり運動は正義である。

医療機関等で過去に2000人以上の患者様の治療に携わってきて分かったこと、それは身体は運動することで整うということ。

以下に、ご年配のお客様方の言葉をお借りしてご紹介いたします。

「身体が悪いから動かせないではなく、動かさないから動かせないんだよ。」動かせる部位、動かせる範囲、動かせる強度から動いていくことで身体が整う。

「先生に教えてもらったことを、その場だけやって終わり、ではなくて、頑張りかたを教えてもらった上で、自分でできることから進んでやるから良くなってきたんだと思うの。」間違った方法は正してもらって、あとはとにかく数多く動いてみることで運動学習される。

「痛みがあっても、じっとしてても良くならん。動いた方が楽になるねん。初めは少し痛いけどなw。それは多少我慢や。だって自分の身体のことやねんから。」骨折や組織損傷直後のギプス固定(=一定期間身体を動かさない)が関節拘縮や筋力低下などの身体機能制限に加え、身体知覚の異常(例:「自分の手とは思えない」「自分の手に違和感や不快感がある」など、さまざまな形で表現される)を引き起こすことが報告されている。このような異常な身体知覚は、運動の意図と感覚フィードバックの不一致に起因すると考えられている。つまり、狙った動きと実際の動きの感覚がズレている(簡単に言うと運動音痴のような状態)と不快な異常感覚が現れることがある。

「せんせー、言われた通り運動増やそう思って普段から意識してたら、食欲も出てきて最近調子ええねん。それかちょっと太ったw?」体温が1度上がると免疫力が30%アップするらしい。体温が高い人は基礎代謝が大きいというのは一般的に知られるところだが、基礎代謝量に占める各器官・組織の比率は、最も多いのはやはり筋肉でおよそ22%、次いで肝臓が約21%、脳が約20%となっている。つまり、これらの活動を活発にさせることが、基礎代謝・体温・そして免疫を向上させるカギになる。

皆さんはどう思うでしょうか?

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新型コロナウイルス感染予防のための対応

当事業所で、現在実施している5つの感染対策

 

①移動は、都内バス・電車・徒歩を利用

※東京都知事からの自粛要請に伴い、高速バスや新幹線を利用した大阪への出張は自粛しております。

大阪のお客様には大変ご迷惑をおかけします。ご理解ご協力を頂きありがとうございます。

 

②体温測定

訪問当日、トレーナーとお客様に義務づけています。

37.5度以上の発熱や体調不良が認められる場合は、ご利用を控えて頂く場合があります。

また同居される御家族の方にも同様の症状がみられた場合は、事前にご連絡を下さい。

 

③消毒薬散布

訪問前に玄関口にてトレーナーの全身に散布致します。

 

④手指消毒

手指消毒或いは、ご自宅の洗面所で手洗いをさせて下さい。

 

⑤マスクの装着

トレーナーは必須。お客様は任意と致します。

 

その他

トレーナーは、十分な換気のない飲食店の利用は自粛しています。

家屋中と家屋外の区別

外で上着着用、訪問宅で脱衣

 

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目標と今すべきことを明確にする

目指す目標を常に共有する

コーチングを組み込んだ、目標達成手法を導入

何のためにトレーニングをするのか?

目標を達成したらどんな世界が見え、どんな気持ちが得られるのか?

目標を達成するためには何が必要なのか?

今から具体的に何に取り組めば良いのか?

あなたが本当に望む「何のために」が明確になれば、後は真っすぐ突き進めば良いのです。

あなたは

やりたいと思ってはいてもなかなか行動に移すことができないといった経験はありませんか?

人の脳は、本質的に変化を恐れるようにプログラムされています。

理由:安全、安心、安定を守るため (心のホメオスタシス)

現状から脱却するには、大抵の場合労力が要ります。最初の一歩って大変なんです。

だから直近の過去の経験から、今を続ければ現状が維持されるというところで納まってしまう。

そんな時は、最初の一歩のハードルをうんと低くすることが大切です。

例えば、立つだけで怖がっている人に、いきなり歩けと言っても難しい。

まずは、立ってジッとしてられるよう練習するところから始める方が、

長い目で見たとき着実、確実な進歩が得られることでしょう。

気持ちとは裏腹に、行動に移せない理由は他にもあります。

それは、

具体的な方法がわからないからです。

頂上の見えないくらい遠くにある山に登ることを想像してみて下さい。

では、荷物の準備はしておいたので、

思い切って登って来てください。

・・・・

これでは無理ですよね。

では、今目の前にあるこの道に沿ってまっすぐ歩いて下さい。

この道は、あなたの目指す山の頂上に繋がっています。

道すがらにある山小屋で位置を確認しながら、自分のペースで行けばよいですよ。

これでは、どうでしょうか?

何をすれば良いかわかれば人は思いのほか、簡単に行動できるものなのです。

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「改善に、新たな糸口を。」

「病院にいたときより良くなった。」「今までにないアプローチでした。」

「一カ月もしないうちにできることが増えた。」

と激励して下さるのは、お客様。

慢性期となってからも改善の可能性があるという

経験則を確信に変えてくれたのもお客様でした。

今までのお客様が証明して下さった改善の糸口を一人でも多くの方に体験して頂きたいと思います。

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医師も薦める保険外リハビリ

介護保険制度は心強い

自分の老後や家族を介護することになったときに支援が受けられる心強い存在です。

介護保険制度における介護給付サービスは、

地域の人が安心して現状の生活を続けていけるように様々なサービスが整備されています。

「維持期 介護保険」の画像検索結果

近年は、デイサービスといった通所サービスや訪問看護ステーションが急増し、

生活者の身近な存在になってきている事と思います。

このようなサービスのお蔭で介護者の負担は半減とまではいかないまでも、

相当楽になっていることは確かです。

一方、介護を受ける側の人にとってはどうでしょうか?

介護を受けている人は、果たして介護サービスの充実を望んでいるのでしょうか?

恐らく多くの方は介護が必要でない状態に戻りたいというのが本心ではないでしょうか。

それを解決するのに有効なのが、リハビリテーション(以下、リハビリ)というサービスです。

 

では引き続き、介護保険内で実施されているリハビリの現状について説明していきます。

介護保険制度におけるリハビリの現状

残念ながら、介護保険内のリハビリサービスは残念ながら十分とは言えません。

グラフは介護保険給付費実態調査に対して介護事業所が提出したアンケート結果です。

全体の8割以上の事業者が、要介護状態の利用者を自立した社会参加ができる状態へと導けていないということがわかっています。

このような結果を受けて、国は介護報酬を下げるという対応をとっているわけです。

政府は、高齢化社会への対応に苦戦しているため、

国民の要介護度を改善し、社会保障負担を下げたいと考えています。

政府の方針に一致するなら補助が出るし、反するなら補助が出ない。

つまり、効果のないところにお金は出さないということです。

私は、病院や介護施設、訪問看護ステーションで働いてきた経験があります。

擁護するつもりはありませんが、時間制限やマンパワーの問題を考慮すると質の担保が難しいのはある意味仕方ない部分も確かにあるのです。

 

現場の声からも、身体の能力改善の面では満足感は十分でないことが伺えます。

また、医療機関、介護保険内サービス、就労支援サービスは、

元来途切れなく繋がっており、要介護状態から自立状態へとスムーズに支援していけるよう仕組み化されていましたが、このシステムも老朽化し現状に耐え切れないでいると言えます。例えば、入院期間の短縮、マンパワー不足によるサービス提供量の不足が挙げられます。

そういった現状に対して、介護保険外サービスが注目され始めています。

特に介護保険外のリハビリサービスは、身体の改善を求める方にとっての心強い新たな選択肢です。

保険外リハビリサービスの具体的なメリットはこのような部分です。

 リハビリの質については、施術の腕一本で経営しているセラピストがほとんどです。

技術は自ずと高まってきますし、

一般化されていないけど結果の出せる独自の方法を持っているサービス提供者ばかりです。

 

結果を追い求めていくうちに、自然とお客様の社会参加を支援できたときの喜びは言葉では表せません。

恐縮ではありますが、一緒に頑張ってきた仲間という気持ちになります。

アストロでは、保険外の訪問リハビリサービスという立場で、お客様のご要望に最大限応えていきたいと思います。

 

保険外リハビリサービスは医師からも注目されている

220人の医師が回答

◆現在の保険制度「社会復帰を目指す脳卒中患者さんのリハビリをカバーできていない」48.2%

◆復職のための実践的なリハビリテーション「不足している」69.5%

◆脳梗塞・脳出血などの後遺症の改善を専門とした保険外リハビリ施設

「存在意義を感じる」72.3%、「主要なリハビリ先の1つとして紹介したい」10.0%、「オプションの1つとして紹介したい」45.9%

脳卒中患者の保険外リハビリに関する医師調査

 

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脳卒中の回復 6カ月の壁なんて気にするな!

 

一般に脳卒中後の回復は、発症から1か月程度はスムーズな回復を示し、その後の回復はやや緩やかになります。

そして発症後3カ月で85%程度の回復が得られるとされ、6カ月の時点で残る障害はほぼ後遺症と考えられています。(=プラトー)

 

プラトー

<意味>自身の能力を高め、更なるスピードで成長していくことが難しい段階。

   学習や作業の進歩が一時的に停滞する状態。

 

このようにプラトーは改善の限界を示す言葉ではありません。

 

ここで分かって頂きたいことは、

「これまでと同じ戦略では同じ結果しかもたらさない」

ということです。

つまり、プラトーは違う方法を試す時期なのだと考えてみるべきです。

 

図の曲線からもお分かり頂けるように、最初の3ヶ月というのは、脳卒中の回復の変化が生じやすい時期とされています。

なぜならこの時期は、

脳の腫れが解け、途絶えていた血行が再開し、脳組織の自然修復がおきる時期だからです。抑え込まれていた機能が再起動することになるので、急激に回復するというわけです。治って当たり前の時期です。

この時期のリハビリはどちらかと言えば悪化させない、過度の安静を避け体力を低下させないことが目的です。

 

そして、およそ発症後3カ月以降の脳の自然修復を終えてからの回復は、傷つかずに残った組織が、失われた機能を補うように神経の連絡路が作り変えられることに依ります。リハビリは特にこの「神経の連絡路の作り変え」を促進するのに効果を発揮すると言われています。

 

脳の回復の可能性が6ヶ月までに留まっていたのは、リハビリの方法論が確立されていないかったことやリハビリサービスが充実していないことも原因の一つだと私は考えます。

 

脳や身体は、トレーニング戦略を変えることでさらなる改善が得られる可能性をもっており、様々にあるすべての障害が一律に改善しないということはないのです。

 

実際、何人もの脳卒中の患者さん達を支援させて頂いている経験から、治るべき人が治しきれずに生活されているという現状は嫌というほど見てきました。それを少しでも何とかするために、私はこの公的介護保険外サービスという分野で闘っています。

またその経験値を後押しするかのように、退院後のいわゆる維持期と言われる時期においても、さらなる回復を望めることは多数の報告から明らかになっています。

 

一つ障壁を挙げるとすれば、退院後も「リハビリを継続すること」があるのかもしれません。

 

地域での理学療法サービスを利用して理学療法を継続することが脳卒中患者の機能回復を増強する、私はそう感じています。

(Holmqvist LW, Von Koch L, Kostulas V, et al: A randomized controlled trial of rehabilitation at home after stoke in southwest Stockholm. Stroke 29: 591-597, 1998)

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身近な人が脳梗塞で倒れた!<病気の基礎知識を解説>

あすとろ
今回のテーマは脳梗塞です(*^^*)

S美
ちょうどよかった!相談があります!

あすとろ
遠慮なく、なんでも聞いて下さい(^^♪

S美
脳梗塞を発症し、救急搬送された場合、病院ではどのような検査が行われるのでしょうか?

あすとろ
わかりました。脳梗塞という病気を基礎から一緒に理解していきましょう!(*^^*)

 

■目次
1. 脳梗塞とは頭の中の血管が詰まること
2. 脳の血管が詰まるとどうなるの?
3. 脳組織が壊死すると何が起こる?
4. どんな脳梗塞が重症化しやすい?どんな脳梗塞が起こり易い??
5. まとめ

 

 

1. 脳梗塞とは頭の中の血管が詰まること

脳血管疾患というのは、血管が破れるか詰まるかのどちらかです。

今回は脳梗塞なので詰まる方。

例えば、脳梗塞が起こる典型的なパターンはこうです。

 

8月の夏真っ盛りの朝、いつも起きてくるはずの夫が起きてこない。

呼び掛けるも反応なく、慌てて救急搬送したところ脳梗塞だったとわかる。

!注意!

寝ている間過ごす寝室は脳梗塞を発症しやすい場所。あと起床後2~3時間も危険な時間帯です。

脳梗塞を発症するのはドロドロ血が大きな原因となるので、「脱水状態」にならないよう注意しなければなりません。寝室を適温に調整し、寝る前後には少なくともコップ一杯の水分を摂るようにしましょう。

 

では、頭の中の血管が詰まるとどうなってしまうのでしょう?

血流がパタッと止まり、その先に血液が流れなくなると、、、

 

①大域症状:詰まった先の細胞と関連のある機能が停止する

②局所症状:血流が途絶えた先の脳細胞が壊死する

 

2. 脳細胞が壊死するとどうなるの?

「運送業」の画像検索結果

  脳の血流は、物流業にとっての道路インフラ(?)のようなものです。

  各地域に物を届けられるよう道路が都市の隅々まで整備され、人々の生活を支えています。

  ここでは道路が血管で、届けられる物が酸素や栄養と喩えられます。

  言い換えると、酸素や栄養を脳細胞に届けるのが脳内の血液の役割なんです。

  

  さっそく、脳血流を物流に置き換えて考えていきましょう。

  もし道路が崩壊して物資が届かなかったら?ここ数年内にあった大震災でも話題になりましたね。

  そうです。当然、生活が成り立たなくなります。

  震災の場合、実際には復興が進んだことで一部は完全に麻痺し、一部は一時的な障害で済んだと言えます。

  

1.一時的に閉塞して脳機能が低下する

   →血圧測定、血液検査、心電図、CT/MRI、MRA、頸動脈エコー

   

2.完全に閉塞して脳組織が壊死する

   →血圧測定、血液検査、心電図、CT/MRI、MRA、頸動脈エコー

   

3. 詰まった先の脳細胞と関連のある機能が停止すると何が起こる?

また物流業における道路インフラが震災で麻痺することをイメージしましょう。

物流立たれてが困るのはそこに生活している人だけでしょうか?

違いますね。遠方にいるその家族、取引をしていた会社などにも一時的に混乱が生じると思います。

  但し、脳梗塞においては混乱は一時的なものです。

大事には至らず、血流が途絶えたエリアだけが障害を残します。

 

 脳出血と脳梗塞の違いはココ!!

 

脳梗塞は血流が立たれた中心部は障害を残しやすいですが、その他の部位は一時的な混乱で済みます。

一方、脳出血は血腫が消失するまで周りの脳を圧迫し続けて組織を傷つけるので、予後が捉えにくい特徴があります。

  だから、どこの血管が詰まったのか知ることは予後を判断する上でも重要なことなのです。

   →CTやMRIという画像検査

   (脳梗塞像、その範囲)

(CT画像)

 

3. どんな脳梗塞が重症化しやすい?どんな脳梗塞が起こり易い??

  脳内限定!脳梗塞の種類別 重症度ランキング 

1.心原性脳梗塞    :心臓でできた大きな血栓が太い脳血管で詰まる

2.アテローム性脳梗塞 :中くらいに太い脳血管が詰まる

3.ラクナ梗塞     :細い脳血管が詰まる

 

  脳内限定!脳梗塞の種類別 頻度ランキング

 

  発症部位別 症状一覧

1内頸動脈閉塞

  (片麻痺、知覚鈍麻、同名半盲、意識障害)

2中大脳動脈

  (片麻痺、知覚鈍麻、同名半盲、意識障害)

3前大脳動脈閉塞

  (片麻痺、下肢知覚障害、筋硬直、不随意運動、記憶障害)

4後大脳動脈閉塞

  (半身の感覚鈍麻、自発痛、不全片麻痺、不随意運動、同名半盲、小脳失調)

5椎骨動脈閉塞

  (ワレンベルグ症候群)

6脳底動脈閉塞

(昏睡、弛緩性四肢麻痺、小脳失調、ホルネル症候群、構音障害、半身の感覚障害)

 

5. まとめ

A.脳梗塞は、脳の血管が詰まることでその先の脳組織が壊死してしまう

B.画像検査や血液検査、エコーなどをして、脳が置かれている状態を把握する

C.血流が途絶えたエリアのみに障害が残るので、予後が把握しやすい

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身近な人が脳出血で倒れた!<病気の基礎知識を解説>

あすとろ
今回は脳出血をテーマに投稿しようを思います(*^^*)

S美
ちょうどよかった!相談があります!

あすとろ
遠慮なく、なんでも聞いて下さい(^^♪

S美
私の従妹が2週間前に脳出血で倒れ救急搬送されました。血の塊を取る手術は無事終わり一安心しています。

S美
手術のあと経過を見るための検査をしてもらっていますが、それぞれが何を意味するのか主治医の先生に聞いても難しくてさっぱりわかりません。脳出血の後、頭の中で何が起こってて、検査で何を見ているのか私にも分かるように教えてもらえませんか?

あすとろ
わかりました。脳出血という病気を基礎から一緒に理解していきましょう!(*^^*)

 

■目次
1. 脳出血とは頭の中の血管が破れること
2. 脳が血液に浸かるとどうなるの?
3. 脳内で出血すると何が起こる?
4. まとめ

 

 

1. 脳出血とは頭の中の血管が破れること

脳血管疾患というのは、血管が破れるか詰まるかのどちらかです。

 

あるあるなのは、こんな場面。

空気が冷え切った冬のある日、風呂に入ろうと脱衣所で服を脱いだ時、血管が音を立てて破れる。

!注意!

温度差の大きくなる風呂場や脱衣所は血圧が激しく変動し、脳出血を発症しやすい場所。

トイレでの息こらえも脳出血が起こしやすいので覚えておきましょう

 

では、頭の中の血管が破れるとどうなってしまうのでしょう?

血管がプツッと破れ、ドクドク血が流れ出てくると、、、

 

①大域症状:脳が血液に浸かる

②局所症状:脳内で出血して組織を傷める

 

2. 脳が血液に浸かるとどうなるの?

  脳は、水に浮かぶ豆腐(!?)のように頭の骨の中に収まっています。

  この水に当たる液体を髄液と呼び、

  ①脳を衝撃から保護する,②頭の中の圧力を調節するなどの役割があります。

  

  脳を豆腐、髄液を水と置き換えて考えていきましょう。

  では、このプールに醤油をかけるところを想像して下さい。

  醤油で水が濁ってきて、塩分が豆腐に浸みると豆腐からは水分が出てきますね。

 

1.髄液内に血液が混ざる

   →髄液検査

   (血性髄液、キサントクロミー、髄液中赤血球増加、髄液蛋白量増加)

2.脳組織が障害を受けると血中に酵素(タンパク質の一種)が出てくる =逸脱酵素

   →血液検査

   (GOT増加、白血球増加)

 

3. 脳内で出血すると何が起こる?

ここでも水に浮かんだ豆腐で考えてみましょう。

  脳内で血管が破れて血がドクドク出てくるということは、こんなイメージです。

豆腐の中に、ケーキの絞り袋を突き刺して注入した状態。

(やったことないけど、、、)豆腐は恐らく割れたり、変形したりするはずです。

 

要するに、異物が中で膨らんでいくことで周りの組織を傷つける訳ですね。

  但し、傷害された部位に応じた症状が現れるので、

  どこの血管が破れたのか知ることは予後を判断する上でも重要なことなのです。

   →CTやMRIという画像検査

   (脳血腫像、脳圧排の程度)

(CT画像)

 

  脳内限定!出血が起こり易い場所ランキング + (主な症状)

1被殻出血

  (意識障害・昏睡、弛緩性麻痺、共同偏視、失語、失行)

2視床出血 

  (片麻痺、視野欠損、深部知覚障害)

3皮質下出血

  (片麻痺、失語、半盲)

4小脳出血

  (嘔吐、めまい、起立・歩行不能)

5橋出血

  (昏睡、四肢麻痺、縮瞳)

 

4. まとめ

A.脳出血は、脳の血管が破れることで血が脳の組織を傷つける

B.髄液検査や血液検査、画像検査などをして、脳が置かれている状態を把握する

C.傷害される場所によって症状や予後は違ってくる

投稿者:info@astro-jpn.com

高次脳機能障害に対するリハビリテーションにも対応

これを知らないと高次脳機能障害のリハビリは失敗する

高次の脳機能は何を礎にしているか知っていますか?

実は脳機能には段階があって、まず基礎になる低次脳機能から少しずつ積み上げていく必要があるんです。

それには現状を的確に捉えて、段階的に課題の難易度をアップしていかなければなりません。

簡単な例を挙げてみます。

・息も絶え絶えの体力の限界のときに難解な計算問題をあなたは解けますか?

・お腹が空いているときに、イライラせずにいられますか?

精神活動を正常に機能するためには、どちらもベストな状況とは到底言えません。

まずは、環境・状況を整えることから始めませんか?

 

高次脳機能障害、それは見えない障害

「見えない障害」だからこそ他人には理解されない。

他人と共存するには、お互いの歩み寄りが必要不可欠です。

その橋渡しをするのが、私たち専門家の役割だと考えています。

アストロが考える高次脳機能障害に対する5つのアプローチがきっとあなたのお役に立てるでしょう。

投稿者:info@astro-jpn.com

アストロ独自開発のリハビリ

「脳卒中 悩み」の画像検索結果

こんなお悩みはありませんか?

「感覚障害があって、どうやって動かして良いかわからない」

「痙縮が強くて、歩けない。どうしたら突っ張らずに歩けるの?」

「ある程度は動けるんだけど、素早い動きが苦手。本当はスポーツができるようなレベルまで動きを改善したい」

 

「トラクトグラフィー」の画像検索結果

運動麻痺の本質は、思いのままに動かせないこと

アストロでは、

そもそも身体の動かし方が分からない“0”の状態から

力の入れ方がわかる“1”を創り出す方法の開発に成功しました。

いくつかの検査を通して、皆さまそれぞれの脳と身体に合った動きのエッセンスをお客様と一緒に探して参ります。

 

痙縮からの脱却も素早い運動の獲得も、

どのように筋肉をコントロールすれば良いかわからない状態のままでは、成し得ません。

ある程度改善が得られたとしても、礎が不安定ではいずれボロが出てしまいます。

 

リハビリには順番がある

脳卒中のリハビリにおいて見落とされていることが多いのがコレです。

例えば、

a.関節が固まって身体を動かせない。

b.筋肉をコントロールできなくて身体を動かせない。

どちらを優先的に解決すべきでしょうか?

私は❝a❞が答えだと考えています。

なぜなら、人の身体は、関節の硬さを自分の筋肉の力で越えられないからです。

もしそんなことができたら、自分の筋肉の力によって関節が壊れてしまいます。

単純なことですが、適切な順番でリハビリを進めることは、

最速最短で成果を出すためには必須のノウハウなのです。

 

アストの基本原則「3つのS」

Scientific basis 科学的根拠に基づいていること

Speciality 脳卒中に特化していること

Self‐actualization 自立支援に留まらず、「なりたい自分」まで支援すること

アストロでは、脳科学、リハビリテーション医学、スポーツ科学の情報を集約し、脳卒中に特化したトレーニングメソッドとして体系化しました。

脳卒中を発症すると脳が傷つくので、改善すべき対象は身体であって、かつ脳であると言えます。アストロでは脳と身体の結びつきを強化するために、3段階のステップを踏んで成果に繋げます。

 

➡アストロが勧める3段階のステップとは?